稲咲堂稲咲堂 無料で相談する

2026.10.29

ホームページは自分で作る?業者に頼む?──小さな会社の判断基準

ホームページを作ろうと思ったとき、最初にぶつかるのがこの問題です。

「自分で作れるなら作りたい。でも、ちゃんとしたものにしたい気持ちもある」

個人事業主や小さな会社の方から、この相談をよく受けます。費用だけで比べると「自分で作ったほうが安い」に決まっている。でも、費用だけで決めると後悔しやすいのがホームページです。

ここでは、どんな人が自分で作るのに向いていて、どんな場合にプロに頼んだほうがいいのか。実際にホームページを作っている側の目線で、正直に書いてみます。

自分で作る場合の費用と時間

今は、Wix、ペライチ、Jimdo、STUDIOなど、専門知識がなくてもホームページが作れるツールがたくさんあります。

費用だけで見ると、かなり安い。無料プランなら0円、独自のアドレス(ドメイン)を使う有料プランでも月1,000〜3,000円くらいです。

ただし、「安い」のはお金の話だけ。時間はそれなりにかかります。

ツールの使い方を調べて、文章を考えて、写真を選んで、配置を決めて……。慣れていない方だと、週末を何回か使って、合計で40〜60時間くらいかかることも珍しくありません。

その時間を本業に使っていたら、いくらの売上になっていたか。そう考えると、「自分で作る=安い」とは一概に言えないのが正直なところです。

業者に頼む場合の費用

業者に頼む場合の費用は、依頼先によってだいぶ変わります。ざっくりした目安はこんな感じです。

フリーランスに頼む場合、10〜30万円くらい。個人でやっている分、融通が利きやすく、やり取りも直接できる。ただし、スキルや得意分野に差があるので、過去の制作実績は必ず確認したほうがいい。

制作会社に頼む場合、30〜80万円くらい。デザイン、文章作成、SEO(検索で見つけてもらうための対策)、公開後のサポートまで含めて対応してくれるところが多い。ただし、規模の大きい会社だと、担当者がころころ変わることもあります。

費用の幅が大きいのは、「何をどこまでやるか」で変わるから。5ページのシンプルなサイトと、20ページで写真撮影やSEO対策まで含めたサイトでは、やることが全然違います。

自分で作るのが向いている人

こんな場合は、自分で作って問題ないと思います。

「名刺代わり」で十分なとき。会社名、事業内容、連絡先が載っていればいい。検索からお客さんを集める必要はない。紹介されたときに「ホームページあります」と言えればOK。こういう場合は、ペライチやWixで十分です。

パソコン作業が苦にならないとき。日頃からパソコンを触っていて、新しいツールの使い方を覚えるのが嫌じゃない。調べながらでも自分で進められる。そういう方は、時間をかければ十分なものが作れます。

まだ事業の方向性が固まっていないとき。メニューも料金も変わるかもしれない。お客さんの反応を見ながら調整したい。そういう段階では、お金をかけてしっかり作っても、すぐに作り直しになることがある。まずは自分で作って、固まってからプロに頼むのも賢い順番です。

業者に頼んだほうがいい人

一方で、こんな場合はプロに頼んだほうが結果に近づきやすい。

「検索で見つけてもらいたい」とき。「〇〇市 パーソナルジム」「〇〇市 外壁塗装」のように、検索からお客さんに来てほしい場合。これはツールだけでは難しい。ページの構成、文章の書き方、見出しの付け方、Googleへの登録……やることが多いし、経験がないと何が正解か分からない。

実際にうちが制作したパーソナルジムのサイトは、「郡山 パーソナルジム 女性専用」で検索1位になりました。体験施設のサイトは「一関 溶接 体験」で1位。こういった結果は、文章の設計とSEOの知識があって初めて出せるものです。

ホームページから問い合わせがほしいとき。見た目がきれいなだけでは、問い合わせにはつながらない。「誰に」「何を」「なぜ自分に頼むべきか」が伝わる構成になっていないと、見て終わりになってしまう。この設計はプロの仕事です。

本業が忙しくて、ホームページに時間を使えないとき。日中は現場や接客。夜に少し触ろうと思っても、疲れて手が動かない。そんな状態が何ヶ月も続くくらいなら、お金を払って任せたほうが早い。ホームページは「存在しない期間」にも機会損失が生まれています。

いちばんの判断基準は「集客が必要かどうか」

自分で作るか、頼むか。いろいろ書きましたが、いちばん大きな分かれ目は結局ここです。

ホームページから集客したいなら、プロに頼む。

存在を示すだけでいいなら、自分で作る。

この判断がいちばんシンプルで、後悔しにくい。

「自分で作ったけど、全然見てもらえない」という相談は少なくありません。見た目は悪くないのに、検索には出てこない。そうなってから作り直すと、結局二重にお金がかかる。

逆に、「まずは名刺代わりでいい」と割り切って自分で作り、事業が軌道に乗ってからプロに頼む。この順番なら無駄がありません。

「あいだ」の選択肢もある

全部自分でやるか、全部頼むか。実は、そのあいだの選択肢もあります。

たとえば、最初の設計と文章はプロに頼んで、日々の更新は自分でやる。これなら費用を抑えつつ、土台はしっかりしたものになる。

あるいは、自分で作ったサイトをプロに見てもらって、改善点だけ教えてもらう。「ここの文章をこう変えたほうがいい」「この情報が足りない」というアドバイスだけでも、かなり変わることがあります。

全か無かで考えなくていい。部分的に頼むという選択肢があることは、覚えておいて損はないと思います。

稲咲堂の場合

うちでは、ホームページ制作を5ページ30万円〜でお受けしています。企画、文章、SEO対策、AI検索への対応まで含めた金額です。

「まだ頼むかどうか決めていない」という段階でも相談は受けています。話を聞いた結果、「今は自分で作ったほうがいいですよ」とお伝えすることもあります。正直に言ったほうが、お互いにとっていいので。

ホームページ制作の詳細はこちら。費用や流れ、これまでの制作実績も載せています。

自分で作るか、頼むか。迷っている方は、気軽に相談してください。判断材料になる話はできると思います。

関連記事

無料で相談する